ポーラ美術館

箱根美術館の次はポーラ美術館へ。

企画展は「ルドン」

今年の春に三菱一号館美術館で開催されていたルドン展にも行っていたので、「別の展示だったらな~」なんて事を思っていたのですが、場所が変わり、入場者数も違い、展示方法も展示作品も違う状況で観るという事は、新たな発見があり良い経験になりました。

ルドンの世界観は少し怖いと感じるところもあります。しかし、色使いであったり、植物に対する姿勢であったり、そういうところに惹かれるものがあります。

ルドンの原画を観るのは今回で3度目ですが、今回の展示会では自分の作品制作に足りないところであったり、具体的に「試してみよう!」と思うような気付きもあり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。それなりに人はいたものの、何回も会場内を行ったり来たりする事が出来てラッキーでした♪

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ポーラ美術館の常設展など、ルドン展以外の展示作品について印象的だったものを幾つか。

(公式HPよりお借りしました。)

まず、クロード・モネの作品を多く観られた事が嬉しかったです。学生の頃から好きでした。。。

今回の展示では、9点ほど展示されていました。スタンダードに「睡蓮」や「睡蓮の池」に心惹かれるものかな?と思っていたのですが、実際に実物を観て一番印象的だったのは「バラ色のボート」(上の写真)でした。図録などで観るよりも力強さと勢いがあり惹きつけられました。

次にゴッホの「アザミの花」。私はこの作品を今回初めて知り観たのですが、ゴッホの作品の中で5本の指に入るくらい好きです。全体の色味の爽やかな印象も好きですし、アザミの葉のギザギザを引き立てるための背景の筆跡の具合であったり、中心の黒の意図的な使い方もとても印象的です。背景とテーブルを分ける濃い緑のヒョイと引かれた気の抜けた線も効いてます。。。好き。

最後に黒田清輝「菊」。今回の展示会では、色々な作家の「花瓶に活けられた花」の絵画を多く観ました。ルドンも沢山花の絵をモチーフに作品を描いていますし、モネも「グラジオラス」が展示されていました。そして、上で紹介したゴッホの「アザミの花」であったり…そんな中で、この黒田清輝の「菊」は非常に”日本”を感じました。とてもボリューミーに…そして繊細に描かれている菊の花は、西洋のものに比べると、どこか”陰”の要素を感じてしまいます。そして、その”日本”的な感覚に何だかホッとしている自分がいたのが面白かったです。

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さて、ポーラ美術館についてはこれで終わり…ではなく、もう1点ご紹介したい作品がございます。次の記事を是非ご覧下さい♪