金仕上げの話。

久しぶりにお仕事の話題。

レース帯。。。金仕上げが終わったところです。

金仕上げは、全て括る時もありますし、ポイントのみに施すという時もあります。

どちらが凄いという事でなく、必要な量を適切に…というのがとても大切です。

全てに金仕上げを施すことで平板で動きのない作品になってしまうこともあります。

最後の最後まで気が抜けません。

そして、作業をしている途中の「キタッ」という感覚を見逃してはいけません。

ガッと文様が動き出すような、色の輝きが増すような、そんな瞬間があります。

行き過ぎてもダメですし、手前で止めてもいけません。

制作工程の中に簡単な工程はありません。

(画像*仁平幸春作 名古屋帯「レースno.12」)